こんにちは。
幸せという言葉に翻弄されていた20代前半。
幸せとは程遠い恋愛をしていた大学生の頃。
友人と口癖のように「幸せになりて~~」と言っていた。
あの頃指していた幸せとは、
顔が可愛くてお洒落な洋服を着ている彼氏持ちの女の子のことだったと思う。
社会人の仲間入りをして、働く現実に毎日必死だった頃。
「会社辞めて結婚して~~」二言目にはこんな事を言っていた。
実際には、結婚や家族を持つことに強いこだわりはなかったし、憧れもなかった。
でも結婚は正義のような立ち位置だった。
25歳、「あれ、幸せってどんな?」
やっと自分に問いかけた。
ある友人は、「結婚して子ども産んで、一軒家建てること!」と言っていた。
なるほど。
幸せってよく分からんなぁ。
その時のわたしはというと、報われない恋に全力で
たくさん涙を流したが、それ以上に日々が刺激的で楽しかった。
ご褒美といえば、疲れた仕事終わりにスーパーの揚げ物やお寿司を
好きなだけ買って、お酒を飲みながらほろ酔いでテレビを見ること。
週末に好きな人や友人と過ごす時間もとても楽しかったが、
映えないこの1人時間が、最高に至福であった。
でも、「あぁ幸せだなぁ」と、
お風呂に浸かった時にでる温かいため息のような瞬間はなかった。
そしてわたしにとっての幸せとは、この温かいため息のような瞬間を
感じることだと、今は思う。
無意識に感じてるこの瞬間たちを、
これから1つずつ書き出していけたらと思います。